おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

映画「遠い山なみの光」を観て その2

続きを早く書かねば、って思ってたのに、相変わらず忙しくて~~
というか、まとまらなくて~(汗)
もう10月やん~

とはいえ、あれからまた観に行ってて。
封切り初日から二日後に、大阪まで行って。
悦子と二郎の衣装が展示されてるっていうからね!



で、それからイオンシネマがもう終わるというので行って、
で、ユナイテッドシネマ大津でやってる!と聞いてもう一回。
4回も・・・(どんだけ見るねん~~ 笑)

 

二郎の写真のところに洸平くんのサイン~~

毎回確かめたいことがあるし、何度観ても、余韻のある映画なんですよね。

そもそもは二郎に会いたくてこの映画を観に行ったので、今回は二郎目線で書いておきます(笑)
興味のない方は、スルーしてくださいね。

洸平くんがこの映画に出演するという発表があったのは今年の4月。
そこから原作を読んだんやけど、ここに書かれている二郎を洸平くんがどう演じるんやろうと思いましたね。

原作の二郎は、悦子の語りで書かれていることもあり(のちに別れるのは確かなので)悪い人ではないにしろ、嫌なヤツです(苦笑)

いつも難しい顔をしてて、小柄でずんぐり、身なりにうるさくて家でもワイシャツにネクタイを締めていた、とか、そして、前かがみでご飯を食べる、とか。
何より、厄介な問題があった時にいつも調子のいいことを言って問題から逃げていく人、って・・・
こんな人やなかったら、「私は長崎を離れなかったかもしれない」、なんて語ってるんですよね。
想像するだけで、カッコ良い夫ではないです。
・・・なのに、この二郎を洸平くんが?? って思いますやん(苦笑)

二郎の父の緒方さんには好意的なんですよ。
(悦子は、二郎のことは呼び捨てなのに緒方さんは「さん付け」やし!)

原作では、二郎が戦争に行ってたかどうかも語られてないし、なぜ、別れることになったかという理由も書かれてません。
ただ、悦子が再婚したイギリス人の夫は、二郎のことを良くは思ってないらしい。
悦子は、二郎を懐かしむ気持ちはないが、それでも、夫が思うほど愚かな人ではなかったと言います。

二郎は家族のために一生懸命働き、(悦子にもそれを求めたようですが!)彼なりに誠実な夫だったし、娘の景子にも良い父親だった、と語ってます。
ま、記憶というものは自分にええように変化するんで、どこまで本当のことなのかはわかりません。

洸平くんをキャスティングしたことについて、石川監督は、「昭和感があって色気のある人」とおっしゃてて、それはまさしくその通りやなと思いますよね。
で、その通り、ちょっとクセのある昭和の男ながら、でも色気があってカッコ良い二郎になってました!

映画の二郎は、原作よりも詳細に、深みのある二郎に描かれています。
石川監督がインタビューでおっしゃってましたが、あの年代なら(1952年に30代)戦争に行ってきただろうし、戦場でひどい目にあってきたただろうし、復員して故郷、長崎の惨状を見てさらに傷ついているだろうと。
それだけに抱えてる憂いが二郎にはあるはずだと。
(憂いのある演技はピカイチですからね~ 笑)

www.fujingaho.jp
戦争に行って右手の指を亡くした傷病軍人という設定もやけど、悦子との会話が多いのも映画ならではの二郎ですね。

最初の朝ごはんのシーンもしかり。
悦子のお腹をさわって「キミだけの体じゃなかとやけん」と言ったり、
「キミが城山で被爆せんかったのは良かったと思うとるばい」という台詞とか、原作にはないけど、微笑ましく円満な夫婦に見えます。
父親のことを「僕はお父さんと過ごしとうなかよ」「出征の時のあん人の誇らしげな万歳三唱が忘れられんとさ」というのも、軍国主義の教育者だった父への反発が感じられるけど、原作の二郎は悦子にそういう話をすることはない人なんですね。
父親への反発はあるようです。それでも父の話には調子よく合わせるんやけど。
結婚して親と同居するのは、当時はまだ当たり前のような時代。そやのに、相談もなく父親との同居を避けて団地暮らしを選んでるんですね。

二郎を演じる洸平くんを応援するものとしては(笑)、原作にある、あの同僚が来た日の翌日の、緒方さんと二郎の将棋盤を巡るやりとりで二郎が急須をひっくり返してしまうシーンがあるんやけど、あの部分が削除されてたのは、ちょっとほっとした感じです。ちょっと嫌な二郎ですもんね。

とはいえ、悦子を「おいっ」って呼んだり(うちの大正生まれの父もそうやった~)、「行ってきます」も言わずに出勤したり、妊婦の前でタバコを吸ったり、父親が来てるのに寝室で悦子に迫ったり、というのも原作にはないけど、こういう二郎の行動が昭和の男を表してるなとも思います。

でも、二郎は右手の指が欠損しているので、ネクタイは悦子が結ぶし、靴紐も悦子に結んでもらってる。(もちろん原作にはない設定ですが)
昭和の男らしく?偉そうにしてるのに、妻の手を借りないと何もできないことも、映画ならではの表現で、複雑な二郎を描いているなと思います。

悦子に「・・キミにももう少し母親らしく振る舞ってもらいたかよ」と言ったら、
「母親らしく振る舞うって何?今までやってきたいろんなことばあきらめるってこと?私は子どもを言い訳にしたりはせんけん」とうつむいたまま話す悦子に、えっ?と、二郎は困惑します。
でもそれを追求することなく仕事に出る。
被爆してなかったら結婚しなかった?」と悦子に聞かれた時も、困惑して、きちんと答えないところとかは、原作の二郎の「厄介な問題から逃げている」ところを、映画ならではの表現で描いてますね。

・・・ちょっと残念なのが、うどん屋の藤原さんのことがすっぽり削除されてるところかな。
藤原さんがご主人を戦争で亡くして、うどん屋をしていることを養父の緒方さんが「可哀そうに」とかいうんやけど、藤原さんのご主人は「偉い人」でそこそこの家やったらしい。なのに、戦争で夫を亡くして”落ちぶれて”うどん屋をしていると、緒方さんは思うのね。
家父長制とか男尊女卑の考えが沁みついた緒方さんがちらっと見えるところです。

二郎の同僚がやってきて選挙に行った話をするくだりも削除されてました。
夫婦なのに別の政党を投票したことが考えられないって緒方さんがいうてたところ。

こういう部分を削除しながらも、緒方さんという人を表すのに、教え子の松田重男とのシーンにそれらを集約したって感じもありますね。
あの、「日本は原爆に負けたんだよ!」という強い台詞は印象的です。

原作で、長男の婚約者を(原爆で?)亡くしたことで、息子の将来を案じる藤原さんに悦子が言います。
「私も、いまだに、中村さんのことを考えますもの」
「それを言っちゃいけないわ」って藤原さんが言うんやけど、
「私と中村さんの場合はなにもなかったんですから、つまり、まだ何も決まっていなかったんです」って悦子が言うの。

これは、悦子には中村さんという恋人がいて原爆で亡くなった、という意味ですよね。
藤原さんに、「子どもさえ生まれれば、あなたは絶対幸せになるわ」と言われて、そうなりたいと応えるんやけど。

この時、被爆した自分を緒方さんが引き取ってくれた、と悦子が藤原さんに話します。
だからご主人(二郎)と出会えたね、という藤原さん。
「あなただって、一時は立ち上がれないほどだったわ」と。

それを、映画では、駅のベンチで、悦子の口から言いました。
「あんとき、悦子さんが結婚に前向きなのかどうか、わたしにはさっぱりわからんかった」という緒方さんに、

「あんときと今は違います。あんときは一人で立っとられんかったとです」って言うんですね。

「今とは違う」という言葉がひっかります。強い言葉ですよね。

「だから、緒方さんも変わらんば。私たちも変わるとです」
この時点で、具体的にどう変わるか悦子にもまだわかってなかったかもやけど、稲佐山で佐知子と交わした「女はもっと目覚めなきゃ」という言葉に励まされて、子どもを言い訳にせず生きていこうと思ってるんですよね。

とはいえ、数年のうちに藤原さんのうどん屋で働いたり(フラッシュバックで描かれてます)、通訳のような仕事をして(これもフラッシュバックで)ニキの父親と出会い、イギリスに渡ってるので、二郎との離別は、この後すぐなのかも知れません。
(二郎目線で思ってしまいますが~~苦笑)
原作では、娘の景子との7年、という語りがあるけど、映画では、ニキが手にした写真の裏書に、「景子5歳」と書かれてたから(ニキが生まれたときの写真)、もっと早くにイギリスに渡ってるようですね。

映画では、悦子が被爆したことを二郎は知らずに結婚した感じです。
緒方さんも言ってなかったのかな。長崎の人みんなが傷ついてお互いに支え合っていた時代やから、被爆したことをあえて言わずともわかり合ってると思ってたんやろか。
「立っとられんやった」くらい弱っていた悦子に、南方から帰還した二郎との結婚をすすめたのは緒方さんみたいやけど、二郎に対して、万歳三唱で戦地に送り出した父としての負い目を感じていたからでしょうね。
そして、「立っとられんやった」悦子は、緒方さんの息子なら良いか~って、安易に?結婚を決めたのかも知れない。

原作では二郎と性格の不一致?で離婚したような悦子の語りですが、映画ではぼんやり理由を示唆してます。
「母親らしく振る舞うって何? 今までしてきたいろいろなことを諦めろと? 私は子どもを言い訳にしたりはせんけん」という台詞は、子どもを言い訳に、今までやってきたことをあきらめません、てことやし。つまり、やりたいことをやらせてもらいますよ、ってことやんね。
そして多分、二郎に、被爆したことを告げるでしょう。

放射能は子どもにも影響があるっていうけん」という二郎の台詞にもあるように、彼は、悦子が被爆者なら結婚しなかったのかも知れない。
子どもの幸せを考えると、そういう二郎とは暮せない、って思いますよね。

そのへんは明確に描かれてはいないので、あくまで想像やけど。
二郎は亡くなったという説もあるので(洸平くんが某誌のインタビューで話してたけど)二郎がその後どうしたのかは、不確かなんですけどね。

あくまで、女性たちの物語なので、男性パートはサブです。
悦子と佐知子、そして30年後の悦子と娘のニキ。
原爆、戦争の影響は明らかにあるけど、女たちには、希望もあるんだということを描いてますもんね。

ゆえに、二郎がどうなったのか、緒方さんがどうなったのか・・・気がかりです。

ほんとに。

長くなりました。
もう一回ぐらい、書くかも~~

 

映画『遠い山なみの光』を観て その1

9月5日封切りの映画を、初日に観てきました。

ノーベル賞作家、カズオ・イシグロさんの処女作を、40年以上の時を経て石川慶監督が映画化。

長崎生まれのイシグロさん。海洋学者の父の仕事の関係で5歳で渡英し、その後、英国籍を取得されて。

原作を(英語で書かれたのを小野寺健さんが翻訳)読んで、「?」がいっぱいになり、正直テーマがよくわからなかったんやけども・・・

遠い山なみの光」 

gaga.ne.jp

でも、映画は、その原作の雰囲気はそのままに、現代にも通じるテーマをしっかり描いていましたね。

カンヌ映画祭に出品されたとはいえ、ちょっと地味目な純文学のこの映画、洸平くんが出演してるからではあるけど、いろんな意味で、心を動かされる映画でした。

あらすじ・・・(HPより)
日本人の母とイギリス人の父を持ち、大学を中退して作家を目指すニキ。彼女は、戦後長崎から渡英してきた母悦子の半生を作品にしたいと考える。娘に乞われ、口を閉ざしてきた過去の記憶を語り始める悦子。それは、戦後復興期の活気溢れる長崎で出会った、佐知子という女性とその幼い娘と過ごしたひと夏の思い出だった。初めて聞く母の話に心揺さぶられるニキ。だが、何かがおかしい。彼女は悦子の語る物語に秘められた<嘘>に気付き始め、やがて思いがけない真実にたどり着く──。

 

映画に詳しくもないし、評論家でもないシロウトの感想ですけども・・・
(興味のない方はスルーしてくださいね~)

原作を読んで、頭に中に「?」がいっぱい現れたから、気になるところを何度となく再読。

それでも、ほんとによくわからなかったんですね。

でも映画は、わからないところをしっかり描いていました。
少なくとも、原作でぼんやりしていたことにちゃんと答えが用意されてましたね。
でも、それがゆえに、さらに新たな「?」が生まれてくるんですけども・・・。

映画を観て、いちばん強く感じたのは、長崎の原爆のことです。
原作はうっすらとしか描いてないんですね。
長崎に原爆が投下されたことは日本人ならだれでも知ってることとはいえ、映画では、原作にない設定やシーンを用意することで、しっかりそれを感じさせてくれてました。

例えば、長崎弁の台詞。(翻訳本は標準語ですし)
佐知子の娘の万里子の腕に残るケロイド、悦子の夫・二郎が傷痍軍人であること。
バイオリンを前に泣き崩れる悦子が吐露する言葉。(あの日、生徒たちを救えなかったのは自分の責任だと・・)
そして、戦前の価値観を捨てきれない悦子の義父・緒方さんの葛藤がより強く描かれていました。

それからもう一つ、原作には、なぜ二郎と離婚したのか理由が書かれてないけど、映画ではうっすら(うっすらやけど!)、二郎は悦子が被爆してないと思っているのに、実は被爆していたこと。それが離婚の原因かなと感じられるとこですね。

そして、戦後の女性の自立に関しても、映画は明確に描いていました。
原作では、娘を連れてアメリカに行くことを夢見てる佐知子に対して、どこか優越感をもって見ている悦子がいました。
アメリカへ行けば万里子は女優にだってなれる」という佐知子に、「私も今の暮らしが幸せ」という悦子でしたし。
かみ合わない二人の会話ながら、悦子の根底に、「私だって前を向いて自立したい」という願望があることまでは読み取れなかったな。

でも、映画では明らかに、佐知子に対して心の中で憧れを感じている悦子がいました。
押し入れに入れたバスケットには収集している小物やおしゃれな雑誌などが入れてあり、夫を送り出してからそれを楽しそうに眺める悦子がいました。
そして窓から、アメリカ兵とハグする佐知子を輝くような瞳で見ていましたしね。

原作と映画の大きな違いは、原作が一人称で、悦子の語りで書かれていることです。
映画では、悦子が二郎と離婚した後に再婚した英国人の夫との間にもうけた作家志望の次女・ニキに促されて、悦子が半生を語るのですが、原作では、ニキに促されたのではなく、彼女が来たことで悦子が過去を思い出す、って感じでした。

だから、物語のすべては悦子の「思い出の中の話」なんですね。
家を出てロンドンで暮らしていたニキが実家に帰ってきたのは、景子の死にショックを受けているであろう悦子に、「お姉ちゃんの死はお母さまのせいではない」と励ましに来たと、悦子は思ってますしね。

でも映画では、作家志望のニキが、長崎を捨ててイギリスに来た母の半生を書きたいと、明確に母の話を聞きに来ています。
そして、その曖昧な悦子の記憶の話から、悦子の「嘘」に気づくという物語になっていました。

原作読んだ時に違和感がいろいろあったんやけど、一番大きな違和感は、万里子を探しに悦子が河原の沼地を走っていくところ。
妊婦が沼地を走るか?っていうとこですね。しかも夜やし。
夜に悦子が出ていくのもね。
夫や養父がいるのに。家父長制の名残りのある昭和に、ですよ。
しかも、見つけてから佐知子の家でのんびりお茶してる。
夏とはいえもう暗い時間やのに。私なら家のことが気になって見つけたらさっさと帰りますよ。
どう考えても悦子の行動は異様です。
いや、その前に、佐知子の行動も異様ですけどね。

つまりは、どれもこれも、悦子の記憶の話。
事実かどうかわからないってことなんですよね。

足に落ちていた縄を巻き付かせながら走ってたのは、妊婦の悦子ではなく何年か後で、探しに行ったのも万里子ではなく景子なら、なるほどって思いますからね。

とはいえ、原作を読んだ時、私は、佐知子と万里子は実在してると思ってたんですよ。佐知子はアメリカに行けたのか、万里子も行ったのか、その後のことはわからないけど、二人は実在してたと思ってて。
そして、佐知子をなぞるようにイギリスに渡った悦子自身のことを、その佐知子と万里子に重ねて話してるんかな・・・って思ってたんですね、漠然と。

でも、どうやら、佐知子と万里子は悦子と景子のことで、最初から二人は存在しなかったようです。

映画では、フラッシュバックで、佐知子が悦子だったという描き方をしていました。
本当に映画らしい表現で、そして、あぁ、やっぱりという思いで観ていました。

母として、悦子は景子の自死に対する悔いがあるんだろうな。
自分の人生の選択は間違ってなかったし、あの時は本当に景子にとってもそれが幸せなんだと思っていたと、ニキに伝えたかったのかな。

そんな、ちょっともやっとした思いで映画を観終わったので、リア友に「映画はどうでした?」って聞かれてもうまく説明ができず・・・「純文学で、良かったですよ」ぐらいしか答えられず~~

 

でも、翌々日に2回目を観て、買ったパンフを読み、イシグロさんや石川慶監督のインタビューを読み、もう一度原作も読み返し、シナリオブックも読み返して・・・よけいに「?」が増えていくという~~(苦笑)

 

余談やけど、英語で書かれている原作を翻訳するとき、固有名詞に当てる漢字は重要やなと思っていたんですね。
エツコが悦子、とか、サチコは佐知子、日本人は字面でキャラクターをイメージしますよね。
そこも興味深いなと思ってました。なので原作の後にある、解説文も興味深い。

そういう意味では、日本の小説が海外で翻訳される時はローマ字表記になるだけやから、なんか、奥行きがないような気がして。
村上春樹さんとか、どうなんでしょうね。

 

長くなったので、今日はこのへんで。

書ききれてないので続きがあります。
長々と、すいません~~

推し活は生きる力!

気が付いたら9月中旬。
ほんと、時がたつのが早い。

そして、やはり暑い~~ 

演劇鑑賞会の事務所前、彦根城の外堀。暑さで木々もヨレ気味

今年はいよいよ古希を迎えるという節目なのか、市から送られてきたのが、「帯状疱疹ワクチン接種」の案内。
65歳以上は助成金があるから受けなさいよ、というもの。

5年前にも案内が来たけど受けてなかった。

去年、同級生4人で女子会(ランチ)をした時にしゃべってたら、私以外の3人は、帯状疱疹に罹患したっていうんよね。
しかも、3人ともワクチンを受けてたから軽症ですんだって。

そういや、何年か前に同じ年の友人が帯状疱疹にかかって、それが顔面に出て辛い思いをしたと聞いたことがある。
・・・彼女はそれ以来、外出が減ったようで、長く会えていないんよね(涙)

帯状疱疹に罹患したシニアが、周囲にいっぱいいてるやん~というのが実感。

帯状疱疹は、子どもの頃にかかかった水ぼうそう(水痘)と同じウイルスが原因で、過労やストレスなでで面営気力が低下すると、体内に潜伏していたウィルスが再び活性化して発症するらしい。

・・・いかに私にストレスがないってこと???(苦笑)

 

3人にワクチン打っといた方が良いよと言われてたので、受けることに。
市のホームページを見ると、ワクチンは2種類あって、
一つは、生ワクチン「ビケン」乾燥弱毒生水痘ワクチンで2500円。

もう一つは、乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」で、2回接種で1回6500円(13000円)

なかなかの高額。
一覧表にある病院で接種できるので、かかるけのお医者さんに電話。
1回きりの2500円の方は、5年ぐらい効果があるというので、安いほうにしようかと思ったら、水ぼうそう予防が主で帯状疱疹にも効果がある、というもので、高い方は、2回接種しないといけないけど、帯状疱疹に特化したもので10年間効果があるって・・・・まだ10年は生きるつもりやから(苦笑) そっちにしとくか~~~
1回目接種して、2カ月経過したら2回目を接種すればよいらしい。

市のHPには、70代が一番罹患する人が多いと書かれてた~~

令和11年までは、65歳だけやなく、70歳、75歳・・95歳の節目に助成金を受けられるらしいねんけど、(100歳は今年度まで!) 実費なら、1回20000円やって!! 

ちなみに、帯状疱疹ワクチンで認知症も予防できる、かも、らしい~ →  

 soujinkai.or.jp

 

海外の研究結果やし、確率の話やし、誰もが予防できるわけではないやろうけど、でも効果あったらいいよね~
健康でそこそこ長生きできたら、一番。そこそこ、ね。

今年は、11月に高校の古希同窓会をする予定。
卒業後、4回目の同窓会。相変わらず、幹事なので(苦笑)往復はがきを作成して送付。恩師はみなさん、あちらにいかれたので、同窓生のみ。
それでも訃報が何人か・・・寂しいね。

 

 

そんな中、中学校の時の同窓生と会食。
毎年集まってるいつもの面々。
おっちゃん3人と、女子二人。



和食で乾杯。お肉も少し。

なんと、大阪から来てくれた女子のE子ちゃん。
やはり帯状疱疹にかかったことがあるらしい。
ワクチン接種してなかったら今も、背中の下の方に後遺症か、時々痛みがあるらしい。

「ワクチン、接種した方がいいで~~」

なるほど。

そういや、「さんまのほんまでっかテレビ」でもいうてたけど、推し活が免疫力を高めて、病気の予防になるとか~
ちなみにE子ちゃんは、亀梨くんファンで、(抽選に当たって)ファンミに行ける~って喜んでました。
ファンミって、ファンミーティングね。推しに会えるってことですわ~

ほんとに、シニアにとって推し活は生きる力やね!!

草津駅前で




 

 

 

ゴッホ再び、大阪満喫

入場チケットの前売り(1割引き)を買ってたので、お盆に再び、「ゴッホ展~家族がつないだ画家の夢」に行ってきました。

大阪市立美術館です。
大阪は、8月末までの会期なので先へ行くほど混み合いそうですしね。
2回目なのに、前回見そびれてたというか、忘れてるところがあったり。

お酒の絵があって。
ゴッホを魅了したといわれる「アブサン」というお酒の絵です。
グラスに、きれいな水色のパステルカラーのお酒が注がれている絵です。

アブサン」はハーブ系のリキュールで、中毒性がある薬草酒。
ゴッホだけでなく多くの芸術家が愛飲したらしいですよ。

アブサン」と言えば、野球好き、マンガ好きの人ならだれでも知ってる水島新治さんの野球漫画に登場する酒好き選手の景浦安武を思い浮かべますよね。
彼の通称名の「あぶさん」が、安武という名前と、このアルコールの強いお酒の名前から付けられてるんですよ。
なので、この絵が気になったんですわ(苦笑)

 

「音楽と同じように、僕は絵画で人の心を癒したい」

ゴッホの、この言葉が印象的です。
父と同じように、伝道師として人々を救いたいと思っていたけど、それはうまくいかなかった。

画家として、故郷オランダの庶民の暮らし、働く人たちの絵を描いて人々を救えたらって思ったようですね。

 



この美術展のサポーターの洸平くんも、インタビューでよく言ってます。


「この作品で(ドラマでも、音楽でも)だれかの背中が押せたらいいなと思います」

モノづくりする人は、みなさん同じような気持ちなのかも知れないですね。

ゆがんでるけど~ 前回撮りそびれたので。
私はアプリをダウンロードしたので自分のスマホで聴きましたが、音声ガイドを使ってる方もたくさんいましたね。
あの声で、ゴッホの手紙も読んでくれます~~ まさに、癒しやね~(笑)

イマーシブコーナーは写真が撮れるので。

 

お盆やけど人それほど多くなくて。
前売り電子チケットで、待たずにスムーズに入れました。

ハルカス、撮りますよね~~

「てんしば」はさすがに人が多いけど、ここで遅い目のランチ。
大阪の友だちと待ち合わせて、ピザハウスへ。

ピザの写真だけやけど~~ (苦笑)
美味しかった~

ここから、夏しか食べられない山口果物さんの「桃のかき氷」 →こちら
を食べに行こうと思ってたけど、その前にちょこっと、こちらに寄り道。
谷四に、友だちに付き合ってもらいました~


もう、何度も来ている、NHK大阪放送局。(通称BK)

入ると、「べらぼう」のパネル。

こちらで、ドラマ「舟を編む」に登場するキャラクター、岸辺みどりさんと、馬締光也さんの名刺をくれるというんですよ。

BSで放送されていろいろ賞を受賞した本当に素敵なドラマですがが、この夏、地上波でも放送されて、またまた人気になってて。
とはいえ、制作は東京(AK)なのに、なぜに大阪で??
という疑問もありつつ、9階へ。

スタッフに声をかけてください、なので、かけると・・・

いただきました~~~
玄武書房、辞書編集部のお二人の名刺。

「こちらでも放送してるので・・」とのことですけど、大阪放送局SNSに流れたら、各地の人から、「大阪だけですか?」とかリプされてましたよ~

谷四から谷六へ、暑い中を歩きまして・・・かき氷食べるんやし~ 汗かいて~(苦笑)

歩道橋の上から大坂城にもご挨拶


山口果物さんに着いたら、イートンコーナー、15分待ち。
お店のドア横の椅子に、すでに座って待ってる方が~~ さすが人気店。
テイクアウトの方もいましたね。

そして、汗かいて待って、いただいたのが、こちら。
美味しい~~

果物屋さんなので、ナマの桃から作ったシロップがかかってます。
桃の実も、もちろん~~ 
1500円。
えっ、高くない??? いつの間にか・・・(洸平くんがこちらに行った2年前から)400円も上がってるや~~ん(汗)
違う汗が・・・・

 

友だちが、「安い桃あるよ~」
というので見たら、果物の棚に1パック500円の桃が並んでました。「わけあり、和歌山の川原さんちの桃」だそうです。

ダンナへのお土産に (私は1500円の桃のかき氷を食べたけども~~~)

友だちがくれたお菓子とゼリー、桃づくし。

私が天王寺の自販機で買った水も桃エキス入りやった~

大阪の友だち(結婚発表でちょい落ち込んでた?洸平くんファンね!)

ピザとかき氷にお付き合いしてくれてありがとう~

二人でいちばん笑ったのは、「舟を編む」と私が関西イントネーションでいうたびに、(お友だちは中部出身だからか?) 「胸(むね)とアーム(うで?)」 に聞こえるというとこ~
関西イントネーションって、ドラマの世界感を変えるよね~~ (笑)



後日、切ったらこんな感じ。
皮はするりとは剥けなかったけど、「珍しいもん買うてきて~」と、ダンナが喜んでました。
だって、桃はお高いから、ほぼ買わないからねぇ・・・ごめんよう~

追記。
書き忘れたけど、二度目のゴッホ展の前に、原田マハさんの「リボルバー」を読んでました。

リボルバー、つまり拳銃やけど、ゴッホの死にまつわるお話。
アルルで共同生活をしたゴーガン(この書ではゴーギャン)とのことが描かれていて、なかなか面白い本でした。
なので、ゴッホが持っていたというゴーガンの絵を改めてしっかり拝見。
ケンカ別れ?してあの「耳切り事件」が起こり、それ以来、二人は会ってないと言われてるんですけどね。
でも、お互いにリスペクトし合っていたやろうなというのは想像できるので・・・原田マハさんの本、ほんと面白いです~

夏の東京、2日目

東京、2日目の朝は、築地の朝日新聞本社から。

2階の連絡通路に、大きなタペストリ

そう、朝日新聞のCMに洸平くんが登場してるんですね → こちら
テレビでもちらっと流れたけども、ストーリー性のあるCMで、動画が2話まで作られてます。

最近、ここにタペストリーが飾られているというので、せっかくやから立ち寄り。

すぐ横にコーヒーショップがあって座るスペースがあるので、そこでサンドイッチとコーヒーを買って朝食!

江崎記者(洸平くん!)の真下でいただきました~

 

ちなみにタペストリーの裏側は、同じくCMに出てる見上愛さん!

後輩記者役。

そのCMが撮影された場所も朝日新聞社の中庭。

ここに江崎さんが座ってましたね~

後ろはビル街。当たり前か、東京やねんし~

ビルの中に緑が植栽されてます。
これが2階部分なんですよね。

さて、ここから池袋まで移動します。

せっかくの上京なので、ハリーポッターのほかに観られる舞台はないかと探したのですが、鑑賞会でお世話になってる劇団の舞台がタイミングよく上演されてなくて・・・

チケット救済サイトオケピに、ミュージカル「ある男」のチケットが出てたので行くことにしました。
大阪公演はあるけど、日程的に行けないので、ちょうど良かった感じ。
(救済サイトなので、値下げされてたし~~)

 

東京建物BrilliaHOLL、初めての劇場です。

都会の劇場って感じ~

 

「ある男」は、石川慶監督作品の映画を観ましたが、→ こちら
原作は芥川作家平野啓一郎読売文学賞を受賞しているヒューマンミステリー。

これをミュージカルって?
初上演ですが、どうなるの?って感じ。→ こちら

主演は浦井健治くん。映画では妻夫木君が演じてた役。
見えずらいと噂のホールですが、ゲットしたのは2階席2列目の上手。
めっちゃ観やすくて、ストレスのない座席でした。

舞台らしく、なかな面白い演出でしたね。

出演者はそれぞれ歌唱も芝居も定評のある方々なので、ハズレはないし、アンサンブルの皆さんのダンスというか動きが独特でユニーク、暗いストーリーながら、音楽があることでメリハリがある物語が展開していくので、面白いですよね。

映画では柄本明さんが演じてた人を鹿賀丈史さんが演じてるんやけど、エセ関西弁ながら(失礼!)説得力があってさっすがです。

映画では少ししか登場がなかったと思う「ある男」の元恋人を濱田めぐみさんが演じてて、存在感がありましたね。

観劇中に雨が降ったようですが・・・

幕間に窓から見たらこんな感じ。

終演後にはあがってました・・・とはいえ蒸し暑かったけど~

この日のマチネは、イープラスの貸し切り公演。

なので、キャストの皆さんからのご挨拶と、プラミちゃんポーズをいただきました~
(わかるひとにはわかる? 笑)

 

終演後は新宿から中央線で東京駅へ。
中央線のホームから降りたところに、SOBAPがあるんですよね~

そば粉を使ったガレットのクレープ。
有働さんと洸平くんがMCをしている『withMUSIC』という番組で紹介されてたデザートです。東京駅改札内にあるお店というので立ち寄り。

持ち帰りに3時間というと、大きな箱に保冷剤を入れてくれて・・・
チョコ味とピスタチオ味。いちおう、ダンナへのお土産に。

帰宅したら、今年二番目の(一番目は見逃した~~!)月下美人が迎えてくれました。

まだ、咲き掛け・・・満開時は・・また見逃し~~(汗)

 

2日目は一人で移動、観劇、帰路、でしたけど、帰りの新幹線の中からうっずら黄昏かけてる富士山をキャッチ!!

やっぱり、富士山が見えるとアガリますよね~~~!
前日は曇ってて全く見えなかったので。

前の席の女性も(手元しか見えないけども~~)カシャカシャ撮ってはりました。
東京駅のホームが満杯の人で、ひかりの自由席なので、1本見送ってから乗りました。
やっぱり夏休み、お盆前は混みますわな。(日本人のファミリーが多め!)

東京観劇1泊2日。
次はいつ行けるかな・・・いつまで行けるかな~

 

久しぶりの東京、1日目

お盆前に、上京してきました。

行きは曇り空で、まったく富士山も見えず・・・


実は、某映画の試写会にエントリーしてて当たる気満々でしたけど、あえなく撃沈。

当たる気満々で、昼間は舞台を観ようと(試写会は夕方なので)チケットを買ったのが、『ハリーポッター~呪いの子』でした~
これは、人気映画の『ハリーポッター』の19年後を舞台化したもの。
日本でも赤坂ACTシアターで、キャストを替えながら4年目に突入してるロングラン公演中の舞台です。
長年応援してるノブオさんが昨年からドラコを演じてるのですけど、実は、上京するときに必ず拝見してるから・・・今回は4回目かな。

・・・なのに?感想をまったく上げてなくて、申し訳ない~ (汗)
(ロングラン上演中でネタバレ厳禁ではあるけども)

 

品川でノブオさんファンのおねえさん(いつもお世話になってます!)と待ち合わせして地下鉄で赤坂へ。

赤坂の駅にに着くともうこの景色です。魔法界ね!

舞台を観る前に腹ごしらえしなくてはと、おねえさんと赤坂の大阪マドラスカレーへ。

この看板のある路地を入ると・・・

前にも行ったので過去の日記にも書いてますが、大阪出身の俳優・北村一輝さんが経営するカレーやさんです。

カウンターだけの小さなお店ですけど、先日、ノブオさんも行ってはりましたね(吉沢さんのインスタに上がってた!) 
入口で食券を買って(旧札のみ対応)

中盛り。玉子の黄身がのっかってます。トッピングはなし。
一口目は口当たりよく、後から辛さがやってくるお味。

美味しいです~~ 1000円。


ロングラン公演なので、メインキャストはトリプルキャストが多く、組み合わせもいろいろ。
この日は、主役のハリーはこの夏から出演している稲垣吾郎さん!

ハーマイオニー酒井美紀さん。
ロンは、上山竜治さん。ジニーが吉井怜さん。
そしてドラコがノブオさんね。

 

ロビーに、こんなふうに出演者が表示されてます~
この日、ノブオさんが出演してなかったら上京を諦めたかも。(試写会外れたからね~涙)

舞台の感想は、ブログではなくnoteにアップするようにしてるので、→ こちら
感想は、またnoteに書くとして(ほんまに書く?・・・汗)

いちばんびっくりしたのは、2階後方席(C席ね!)なんやけど、一人置いて隣の席が、なんと地元滋賀のお友だち!
(娘世代の方なのでお友だちというのも失礼ながら・・ま、ノブオさんファンやからお仲間というか~~笑)
ハリポタにかなりハマっているようで、何度も通われてるんですよね。

先日、久しぶりにお会いした時に、「行くかも~」って言うたら、「私も行ってるかも~~」っておっしゃってたので、会えるかも?と思ったけど、まさか一席隣りって!

日帰りということで急いで帰られたのでゆっくりは話せなかったけど。
お疲れ様でした~~

 

終演後は、おねえさんとお茶でもと。
夜はライブに行くという別のお友だち(ノブオさんファンね!)も会いに来てくれるというので恵比寿で、久しぶりにおしゃべり。

HARBS(ハーブス)・・・京都にもあるけども~~(苦笑)

ケーキがおいしい~~~ 分け分けして。(写真下手です・・・汗)


SNSやLINEで交流してるけど、やはり顔を見ておしゃべりしないとね。

3人で会うのは1月以来なので約7カ月ぶり、かな。

それぞれの近況報告と、舞台や推しの情報交換をして、また今度ね!

 

試写会に行けないので(何度も言う 苦笑)東京ナイトは、同じく試写会の抽選に外れた(笑)洸平くんファンのお友だちと夜ご飯へ。

こういう時は肉を食べよう! (こういう時って??笑)

以前、「情熱大陸」という番組で洸平くんが焼肉を食べてたあのお店に行こう! ということに。(ミーハーにもほどがある~!)

たぶんここやろうと。→ こちら
恵比寿の駅から、線路沿いの坂道を上がったところにあるビルの2階。

友だちが予約してくれてた焼肉コースと、プラス飲物。→ こちら

タンと・・ロース肉。

特上ロースはタレかけで、お肉を焼いて、生卵に漬けて食べるんやって。

並みロース。こちらもタレかけ。
お友だちが連れてきた?アクリルスタンドの洸平くんたちと(笑)
・・・アイドルのように?アクスタ(バイク平、スケボー平)を販売したのもつい半年ほど前・・・まさか半年後に既婚者になるなんてねぇ~~
・・・ちなみに、私はアクスタの類は買ってなくて・・・交通費とチケ代につぎ込んでるから、モノは諦めてますのん~~(汗)

ミノ、シマチョウ、ハツ、切り落とし。
『ミステリという勿れ』の朝ちゃんアクスタもありますね!

シメの冷麺。美味しかったですね!

上品な焼肉、でした~~

さっすが東京!

恵比寿の夜は更けて~~

恵比寿の駅の近く、ブルーボトルコーヒーで少しいっぷく。

山手線、東京駅でお友だちと別れて。
予約したホテルは、山手線大塚の駅近く。
いつも安いところを探して泊るんやけど、部屋の小ささはそれほど気にならないとしても、シングルベットの上にエアコンがあって・・・地震があったりなんかして、これが頭の上に落ちてきたらどうしよう・・・なんて思ったら寝られなくなり・・・汗

とりあえず、無事でしたけど(苦笑)

翌日も、1本舞台を観ました~~

これはまたのちほど~

傷心の旅は原点へ

先日、仕事先で小4女子に言われましたよ。

松下洸平結婚したや~ん。ショックちゃうの?」

小4に言われるって~(苦笑)

8月1日の夜に放送されたご自身のラジオでもさらっと報告されてました。

「27日に発表させていただきましたけど、わたくし、結婚いたしまして」

で、とはいえ、今までと変わらずにお仕事をしていくとのこと。

そら、そうでしょうよ~

でもね。罪作りな松下洸平さん。
たくさんのファンが泣いてますよ。
大阪の友だちが、想像してた自分と違うらしくて、気持ちが落ち込んでこじらせてました。これほどショックを受けると思ってなかったようです。

いたって普通な?私なので、どこまで寄り添えるか不安ながら、「信楽に行く?」ってお誘いしたら、「行きます!」と言ってくれたので、二人で行ってきました。
傷心の旅は、洸平くんに出会った原点、ドラマ「スカーレット」の聖地へGO!

 

まずは、事前予約ができない人気のおそばやさんへ。

黒田園さん。
11時のオープン。
到着したのは、10時半過ぎ。
すでに、10数組の人が来店ボードにお名前を書かれてました。
暑い中、車の中、左手にあるテントの下などでお待ちです。
私たちのあとにも、次々と来店・・・日曜日とはいえ、暑い夏でも来店者が多いのね~

 

11時、オーナーさんがのれんを出して、丁寧にあいさつされます。

「お暑い中、たくさんご来店くださりありがとうございます。お名前を呼ばせていただきますので、呼ばれた方からお入りください~」

店内は、古民家の雰囲気で  → こちら

和室に通されました。
落ち着く雰囲気~~~

 

天もりそばをいただきました~~

美味しい! 九割そば、見た目より、ボリュームがありましたよ。
友だちも、「おいしい~」って、喜んでました!
たくさんいるスタッフの方々も感じが良くて、ほんと、いいお店!

 

お替わりまでしたそば湯。これもおいしい。
というか、大阪生まれの私、今でこそそば湯をいただくけど、昔はこういう食べ方を知らんかったなぁ。

 

黒田園さんは、お茶どころの朝宮、信楽の中心部から京都宇治よりのところにあるので、そこから、信楽駅まで戻ってきます。

 

懐かしい、タヌキさん。
実は、信楽駅構内のかつての売店があったスペースに、スカーレットテレビドラマ館で展示されてた朝ドラのセットが置かれているんですね~~
ここだけでなく、4か所に分散して置かれているようで、スタンプラリーもできるようになっていました。

 

奥に、懐かしい喫茶Sunnyのカウンターとテーブルセットが!

 

キミちゃんのサイン、キミちゃんの衣装、キミちゃんのお皿!

 

懐かしいポスター!
あら、ハチさん、かわいい~~!
(このとき、32歳やったはずやけどね~~)

 

二か所目は、信楽伝統産業会館、信楽焼ミュージアム



洸平くんのサイン。
陶芸大使を受けてくださった時のサイン

ハチさんの陶芸ノート。
手書きの文字は洸平くんの字ではないですね・・・

 

キミちゃんの衣装のところに、当時のステラに掲載されたインタビュー記事のページが~~
この時はほんとに、リアルな夫婦の二人でしたねぇ~

受付の方が、特別展示もご覧になってくださいね~とおしゃって。
(もちろん、見るつもりでしたけどね。無料やし~)

 

女性たちの焼き物展。

ネコがモチーフのようです~

 

 

 

 

 

ネコ好きとしては、めっちゃ楽しい展示!

 

スカーレット展の3か所目は、緋色の商店街 というお土産物屋さん。

こちらは、前から展示がありましたが、ドラマ館から引っ越してきた衣装とかもありました。

 

武志とハチさん、キミちゃんの衣装。
スカーレットコンサートの時のTシャツとかもあります。

 

洸平くんの昔の「洸平」のサインもね~

スカーレットの放送が終わるころに、今の縦書きのサインに替えはりました。

お絵描きの時だけ洸平サインを描くらしいです。
・・・こういう文字は、タギングっていうらしい。

ヒップホップアーチストが描く、グラフティのサイン文字。

・・・らしいです(苦笑)

 

火まつりのときに登場する、新宮神社。
ここから窯元散策路を・・・この日は暑いので散策せずに車で~~~

 

いつもお寄りする、卯山窯さんへ。

スカーレット撮影時に、役者さんたちの休憩所になったという窯元さん。

それより半年ほど前、たまたま映画の撮影で彦根に来ていた洸平くんが、朝ドラの舞台になるからと信楽を訪れたらしいのですが(洸平くんがトークショーで言うてました! → このとき  ね)
その信楽に来た時、たまたまこちらを訪れて、奥さんとお話して、たまたまいたご主人とも話をして、あまりにいろいろ聞くからとご主人が窯まで案内したのだとか。
ドラマ撮影の時に「あの青年が洸平くんやった」と知って、びっくりしたんですって。
そらぁ、びっくりしますわな。
で、今や、あれだけの人気者になって!!


奥様といろいろお話をして、癒していただいて~~
ありがとうございました。

次は、暑いから、かき氷よね!と、またまたそこから朝宮まで。

 

おそばの黒田園さんのお向かい、朝宮茶の山本園さん。
奥に茶畑が見えます~~

 

こちらでいただいたのが、「あさみや金時」
朝宮の抹茶シロップとミルク、白玉、あんこ、寒天が入ってます。
甘~くておいしい。

 

レジ横のお茶やお菓子の棚に、スカーレットのキミちゃんのお名前が。
なんか、いろいろ懐かしい~~

 

スカーレット展の4か所目は、陶芸の森。
残念ながら、16時半を過ぎてしまって・・・閉館してて入れず。
また今度。
また次に行く目的ができたね~~と言いながら帰路に。

車の中で、またいろいろと話して・・・

 

推しが結婚・・・寂しい、哀しい、辛い、切ない・・・いろんな思いがあるんやね。

「おめでとう」の気持ちももちろんあるって。

「ファンファーストで報告が完璧って言われてるけど、結局は、自分ファーストやったんよね」 とか、

「ファンが傷つかないように考えた」んやなくて、「自分の仕事がやりやすいように考えた」だけやんかとか、

「好き」やったけど、「好きでなくなった」とか、

「推し」やったけど、「もう推してない」とか、

「もう(CDやDVDを買ったり)課金はしない」けど「追いかけるのはやめられない」とか、

・・・なんかようわからんけど、いろいろ複雑なんやな。

それでも、ファンに対する感謝する気持ちに嘘はないと思うし、いろいろ考えてくれたことは受け止めてあげようよ~
良い人には違いないから。

 

時間が心を癒してくれることを祈って~~

陶芸の森から見た信楽

暑いけど、夏やからね。
また、涼しくなったら信楽に行こうね。